■□■自分をえらんで生まれてきたよ
子どもは親を選べない、なんて言うけれど、本当は空の上からよく見ていて選んで生まれてくる。
私も何年も前に母を選んだんだろうなあ。
人間(赤ちゃん)全員が全員、りおくんのような心を持って生まれてくるわけではないけれど、生まれながらにして沢山のことを知っているのにどんどん忘れてしまうんだなあ。
他人への感謝の気持ちや、幸せを噛み締めながら生きることを忘れてしまう。
「心を、無視しちゃいけない。」
この言葉が今の私には一番染みました。
自分の心。つまりもう一人の自分は、なんて言ってる?よく耳を傾けて聞かないと。
仕事を辞めるという選択も、毎日のんびり過ごすという選択も、全て自分が選んだこと。
仕方なくこうしているわけではなくて、こうすることが幸せで、自分で選んで生きている。
全てのことに感謝しなくてはいけない。
りおくんは病気を選んで生まれてきた。
私はこれから病気になるかもしれないし、ならないかもしれないけど、それは自分が選んだこと。生きていると実感するために、病気になるんだとおもう。
病気にはなりたくないけれど。
将来お腹に赤ちゃんが来てくれたら、私と父になる人を選んでくれた愛おしい存在。想像もつかないけれど、優しい心で育てていきたい。
心が淀んでどうしようもなくなった時に目を通すと、淀みを取り除ける本だと思う。
母になる人以外にも、ちょっと心が疲れている人にも読んでもらいたいです。